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グリーン車(グリーンしゃ)は、京王電鉄(当時の京王帝都電鉄)車両のうち、京王線5000系・井の頭線3000系より前に登場した車両を指したものである。 緑色塗装が施されていたことから、京王部内・部外問わず、グリーン車と通称されていた。 == 概要 == 京王車両で緑色塗装が初めて現れたのは東京急行電鉄(大東急)時代であるといわれている〔「私鉄車両めぐり (65) 京王帝都電鉄」 p.84。〕。1950年代半ばまでダークグリーンであったが、1956年の京王線2721Fでライトグリーンになり、1965年頃からはさらに明るいスタンリットライトグリーンになった。 スタンリットライトグリーンのマンセル測定値は 7.5GY 5/6 で、国鉄の黄緑6号に近い。 井の頭線でもほぼ同様の変遷をたどった。1984年の京王線2010系ならびに井の頭線1000系 (初代) の廃車によって、京王の営業線から姿を消した。 現在、京王れーるランドのデハ2410とデハ2015、銚子電気鉄道2000系で見ることができる。 2015年9月30日より、京王線において高尾山エリアの魅力を紹介する「TAKAOプロモーション」の一環として8000系車両に2000系のカラーを施したラッピング車両が運行されている〔高尾山をイメージしたラッピング車両を運行 ~往年の車両 往年の車両2000系のカラーを復刻~ (2015年9月24日 同10月7日閲覧)〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「グリーン車 (京王)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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